プログラムを作っていると、誰でも時にはバグなどを作ってしまうことがあります。誰かが作ったプログラムをチェックしている際、バグを見つけてしまうこともあるでしょう。バグを見つけると、「どうしよう?」「どうして?」と焦ってしまう方が多いと思いますが、バグにはいくつかの種類がありますから、この種類を理解しておくと、素早い対応が出来ますよ。
では、プログラムのバグの種類について、ご紹介します。
どういった種類があるかというと…
・設定の際のエラーによるもの
こちらは、プログラムを設計する際に、エラーを起こしてしまっているもの。値の範囲などが、誤っている場合などに出てくるバグとなります。この場合には、プログラムを思慮深くチェックしていくことが必要となります。
・コンパイルによるもの
プログラムを終えた場合には、コンパイラにより翻訳することになりますが、この際に発生したエラーがコンパイルエラーというもの。この場合は、関数呼び出しや構文などに不整合があることになります。
・リンクによるもの
コンパイラにより作られたオブジェクトファイルを結合する際に発生するのが、このリンクエラーとなります。リンクエラーは、関数プロトタイプをしっかりと宣言していることで、防ぐことが出来ます。
・実行時によるもの
こちらは、完成し実行ファイルを作動した時に生じるエラーとなります。この場合には、様々な可能性を考えてテストを行っていくことが必要となります。
このように、プログラミングをする際には様々な種類のバグが生じることがあります。こういったバグを防ぐためには、それぞれの動作をその都度確認していくことが大切。可能な限り、チェックを行っていくことが必要となるでしょう。